映画「バケモノの子」は凄い心理学の勉強になります
3回連続でこの話題です。
今日は最終回。
猪王山の息子「一郎彦」は映画の後半になると鼻から下を覆い隠すようになります。
「なぜ自分の鼻は父上のように大きくならないのか」
「なぜ父上のように牙が生えてこないのか」
その問いにお父さんは子供が納得する説明方法ではなく誤魔化しているように思われました。
「大丈夫、お前はお父さんの子だ」「大丈夫」
という返事だったのです。
たぶん一郎彦はちゃんと話合いしたかったのではないでしょうか。
そのもやもやが
人間の心の「闇」に作用して大きくなっていきます。
どんなに忙しくても
子供のサインや話にはマインドフルネスで聞かないといけないと思います。
宗師後継者を決めるための闘技会の場面では熊徹だけでは勝てません
でも九太が競技場の中には入らなくても一緒に戦っているとなんと猪王山に勝ちます。
でもそれを見ていた一朗彦は心闇を大きくして熊徹をひん死の状態へ追い込みます。
それを見ていた九太も闇を武器に変えて一郎彦を成敗しようとしますが、
一瞬、ちこが顔の前にきて楓からもらった赤い糸で本来の自分に戻ります。
ここもマインドフルネスの実践方法です。
思考を停止して呼吸し、怒りを抱いている自分に気が付き、考える。
心の闇を巨大なくじらに姿を変えた一郎彦をもとの姿に戻すために
九太は戦います。
勝ち目はないですが、熊徹は「神」になって炎の剣になり、九太の心の闇の中に入っていきます。
そして本来の姿を取り戻すことができます。
人というのは本能(熊徹)と顕在意識(九太)の両方を持ち合わせています。
それをうまくコントロールできるマインドが必要ということではないのでしょうか。
フロイトの
es(本能)と超自我(九太)どちらが優位でもどちらが不在でもだめ
幼いころに経験したつらい記憶を修復できるのは他者との関わり合いや
思いやり。
そして自我という自分のマインドなのではないでしょうか。
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